2020年の目黒区長選挙で現区長の青木英二候補が選挙公報、公営掲示板のポスター、選挙運動用ビラに「何としても『共産』の手から守ります」を記載、これについて区民から公開質問状

目黒区の公営掲示板

2020年選挙公報(青木英二)

2020/4/17(金) 17:11のyahooニュースで相澤冬樹さんが投稿

選挙ポスターで「共産の手から守ります」はアリなのか?・・・yahooの検索でお願いします。

現職、青木区長の「何としても『共産』の手から守ります」への取り組み

2020年4月、目黒区長選挙の結果

選挙結果は、以下のとおりです。
得票数も19,000人増、得票率33%

青木 英二 30,178% 39.88%
  無所属:自民、公明、連合東京推薦

山本ひろこ 26,908票 35.56%
  無所属:立憲、共産、社民、生活者ネット推薦

たぶち 正文 18,588票 24.56%
  日本維新の会公認:吉村洋文大阪府知事ら推薦

区長選挙告示前の活動

青木区長の選挙ハガキ

令和の時代にふさわしい、魅力あふれる目黒へ~住みたいまち、住み続けたいまち目黒~

青木区長のチラシ(目黒を守る会ニュース)

目黒を守る。住みたいまち、住み続けたいまち、目黒を私は何としても守ります。

自民党の青木批判

自民党のベテラン議員作成のチラシ

 ストップ!親子区政‼   ストップマンネリ!多選区長‼

<解説>

青木区長は、2004年の区長選挙の選挙公報で、5つの改革を掲げ、その2番目として「区長多選禁止の条例化を」とかかげ、「区長の多選による権力腐敗を防止して透明性を確保し、公正な競争を実現できるよう、区長多選を禁止する条例を制定します。」としていました。

2020年、目黒区長選挙の取り組み(概要)

青木区長へ公開質問状、抗議

4/27 CANめぐろが青木区長へ公開質問状

CANめぐろが青木英二区長へ公開質問状

目黒区長選挙公報「なんとしても共産の手から守ります」について

 私たちは目黒に住む区民として、多様性を否定し、少数派を排除し、ヘイト意識を煽るような区長は、どなたであっても、認めるわけにはいきません。その点から、青木区長に選挙公報に掲載した表現の真意を伺いたいと思います。

先日行われた目黒区長選挙では、青木英二候補の選挙公報最上段に「なんとしても共産の手から守ります」との見出しがありました。この表現に大きな違和感を抱くと同時に、4期も務めてきた自治体・首長経験者が使う表現だろうかとあきれ、怒りや情けなさを感じました。

  • この文章の意味を伺いたいと思います。
  • 「なんとしても共産の手から守ります」という相手候補者は、具体的に誰なのですか?明確にしてください。
  • また、何を「共産の手から守る」のですか?

今回の区長選での立候補者は、青木英二候補のほか、無所属で立憲民主党・共産党・社民党・生活者ネット推薦の山本ひろこ候補、日本維新の会公認のたぶち正文候補の3人です。「共産の手から守る」という表現は、どの候補に当てたものですか?

  • 残念なことに、国政の場では忖度や改ざん、言い逃れがまかり通り、ウェブサイトを中心にヘイトスピーチや差別発言が横行する社会が進行しています。そこで、他者にレッテルを貼り差別心を焚き付けるような言葉を使うべきではないと「ヘイト抑止条例」をつくる自治体が増えている現状についての考えを聞かせてください。
    • 青木英二候補は4期も区長を務めた現職であり、区長は目黒区民すべての代表のはずです。従って「無所属」を標榜しておられたように、当然、特定の会派に偏らない公平・公正な対応が求められるわけです。「共産の手から守る」という表現は、どうみても、「ヘイト」意識をあおるものだと思いますが、どうお考えですか?
    • 5期目の区長として今後の方針を伺いたいのですが、区民の差別意識や恐怖心をあおる「ヘイト発言やヘイト対応」に対し、今後、目黒区はどのような対応をしていくつもりですか?

連休明けの5月11日までに、ぜひ、青木区長からの回答をお願いします。 

2020年4月27日          CAN(CheckActionNetwork)めぐろ

/

5/11 青木区長がCANめぐろへ回答

青木区長の公開質問状に対する回答                          青木英二

  • ②をまとめて回答いたします。

特定の候補者に向けたものではございません。

区民個人の権利と自由な活動を、共産主義のイデオロギーから守る立場をとることをはっきりと表明するものです。

  • 「共産」とは、資産・生産手段などを、その社会の構成員が共有し、私有財産を否定し、共有財産制を実現しようとする共産主義(広辞苑より)のイデオロギーを差しています。私有財産制を否定するということは、土地や建物の所有、まさに個人の権利と自由な活動を抑制することになると考えます。私の選挙公報に「共産の手から守る」と掲載したのは、「区民」を、「区民個人の権利と自由な活動」を、共産主義のイデオロギーから守る立場をとることをはっきりと表明するものです。このように表現することは、ヘイトを煽るものではなく、公職選挙法に抵触することはないと確認いたしております。
  • 差別意識は、あってはならないと考えています。

本区では、人権施策の推進は、基本計画にも掲げており、子ども、高齢者、

障害者、同和問題、アイヌの人々、外国人、HIV感染者、犯罪被害者、性的指向や性自認による差別の解消など、人権尊重について区民の理解を深める施策を展開しております。ヘイトだけを取り上げてヘイト禁止条例を制定する予定はございませんが、最近では、令和2年目黒区議会第1回定例会において、「目黒区男女が平等に共同参画し性の多様性を尊重する社会づくり条例」を制定しました。

 この条例は、性的指向や性自認による差別の解消など、誰にでも当てはまる概念(SOGI)を理念に盛り込んだ条例となっております。

 さらに、この条例の定める社会づくりを推進するための行動指針を作成し、

事務事業に携わる全職員が「差別意識の解消」について理解を深め、適切に対応できるように周知してまいります。

以上です。

/

6/1 目黒区長選挙を考える会が青木区長へ公開質問状

2020年6月1日

青木英二様             

 目黒区長選挙を考える会共同代表  

目黒区長選挙の選挙公報「何としても共産の手から守ります」について(公開質問状)

青木英二様におかれましては、新型コロナの感染症(COVID.19)対策におきまして、目黒区職員の皆様と共に昼夜を分かたず職責を遂行されておりますことに心より感謝申し上げます

さて、4月12日告示の目黒区長選挙に現職区長、青木英二候補の選挙公報に「何としても共産の手から守ります」が記載されていました。このことについてCANめぐろからの公開質問状に対して、青木英二氏からの回答(下記の斜体文)がありました。私たちは、この回答を読み驚くとともに、この様な排除と分断の主張でこれからの4年間の区政を担うことに懸念を持っています。

そこで私たちは、

1.「何としても共産の手から守ります」の撤回を求め、

2.広辞苑のように学説に基づき、国際社会に通用する「共産」の言説に改めることと、

3.「●●の手から守る」に感じる「排除の論理」と「不寛容さ」など、自分と異なるイデオロギーを排除するような考えを改め、

4. 互いを認め合う人権擁護の区政を進めることを要請します。

下記のとおり公開質問状を提出しますので6月12日まで回答をお願いします。

1 多くの人が、目黒区民の一部を一方的に敵視させ、誘導するような違和感ある表現

青木区長は、選挙公報のトップに「何としても共産の手から守ります」について回答で『特定の候補者に向けたものではございません。区民個人の権利と自由な活動を、共産主義のイデオロギーから守る立場をとることをはっきりと表明するものです。』と記載しています。青木区長は、選挙戦当初から自身の政治活動ビラ「目黒を守るにYES!×目黒を壊すにNO!」目黒を守る会ニュースVoL.01で立候補を表明している相手候補に対し「目黒を壊すにNO!」と否定的なイメージをあたえる宣伝と分断を進めていました。告示の選挙公報とポスターを見てここまでやるかとの感想を多くの人から聞きました。新型コロナウイルス感染症に区民が総意してたちむかうべき時に分断を持ち込む違和感ある表現の撤回を求めます。

2 広辞苑の一部を引用し、広辞苑と異なる共産主義を説明

『 ①「共産」とは、資産・生産手段などを、その社会の構成員が共有し、私有財産を否定し、共有財産制を実現しようとする共産主義(広辞苑より)のイデオロギーを差していますと回答していますが、ここまでは広辞苑の引用です。次の『私有財産制を否定するということは、土地や建物の所有、まさに個人の権利と自由な活動を抑制することになると考えます。』は、青木英二氏個人の考え(イデオロギー)と見受けられます。学説的に認められている広辞苑の一部を引用し、続けて自分の考えを表現することで、あたかも自分の考えが正当であるかのよう誘導する主張は、論理的に誤りと考えます。もし広辞苑が青木区長のように「個人の権利と自由な活動を抑制する」まで書いていたら学説的に間違いだと抗議されるでしょう。ちなみに広辞苑は、「私有財産制の否定と共有財産制の実現によって貧富の差をなくそうとする思想・運動。」と記載されています。

広辞苑のように、学説に基づく「共産」の言説を理解し、正確な認識に基づく国際社会に恥じない見識をとられるよう望みます。

3 「●●の手から守る」に感じる「排除の論理」と「不寛容さ」

青木英二氏は、続けて私の選挙公報に「共産の手から守る」と掲載したのは、「区民」を、「区民個人の権利と自由な活動」を、共産主義のイデオロギーから守る立場をとることをはっきりと表明するものです。

このように表現することは、ヘイトを煽るものではなく、公職選挙法に抵触することはないと確認いたしております。

と回答しています。青木英二氏が、わざわざ誤った「共産主義のイデオロギー」を持ち出し回答で述べているような「共産の手」で区民生活や暮らしで区民が実害を被っている事実行為があるのでしょうか。もう一つ、この表現には見過ごすことができない大切な問題があります。青木区長は、「共産主義のイデオロギーから守る立場をとることをはっきりと表明するものです。」と回答し、それで「共産の手から守る」と説明しています。多くの人が「●●の手から守る」に感じる「排除の論理」と「不寛容さ」を指摘しています。学説的に間違った内容で、自分と異なるイデオロギーを排除する考え、差別と分断をあおることを選挙公報で公言しました。このような言説や行動をヘイトスピーチと言います。

参考に『このように表現することは、ヘイトを煽るものではなく、公職選挙法に抵触することはないと確認いたしております。』とは、どなたと確認したのでしょうか?教えてください。

4 お互いを認めあい、30万区民を代表するにふさわしい人権擁護の区政を進めてください。

青木英二氏は、回答で『②差別意識は、あってはならないと考えています。

本区では、人権施策の推進は、基本計画にも掲げており、子ども、高齢者、障害者、同和問題、アイヌの人々、外国人、HIV感染者、犯罪被害者、性的指向や性自認による差別の解消など、人権尊重について区民の理解を深める施策を展開しております。ヘイトだけを取り上げてヘイト禁止条例を制定する予定はございませんが、最近では、令和2年目黒区議会第1回定例会において、『目黒区男女が平等に共同参画し性の多様性を尊重する社会づくり条例』を制定しました。

 この条例は、性的指向や性自認による差別の解消など、誰にでも当てはまる概念(SOGI)を理念に盛り込んだ条例となっております。

 さらに、この条例の定める社会づくりを推進するための行動指針を作成し、

事務事業に携わる全職員が「差別意識の解消」について理解を深め、適切に対応できるように周知してまいります。

以上です。

と結んでいますが、この②で示されている条例は、行政と様々な会派で構成している議会がともに検討し、目黒区として定めたものです。当然区長としての青木英二氏もこの立場で職務を遂行されると考えます。

青木英二氏は、区長として今後4年間(合計すると24年の在籍になりますが)重責を担うことになりました。現在目黒区は、友好都市で国内だけでなく国際的な交流も進めています。

基本計画に人権尊重について区民の理解を深める施策を展開していることから、異なる意見も尊重し、多様性を認めあい、寛容であることで約30万人区民を代表するにふさわしい人権擁護の区政を進めることを要請します。

以上

照会および回答先:目黒区長選挙を考える会共同代表 ○○


目黒区長選挙を考える会:構成団体(順不同)

  • CAN(CheckActionNetwork)めぐろ
  • NKM&MePuCi
  • 区政をかえよう目黒区民の会
  • 国際平和と学問の発展をめざす目黒学者の会
  • 五本木九条の会
  • 市民連合 めぐろ・せたがや
  • 新日本婦人の会目黒支部
  • 戦争はごめんだ!いのちを守るオールめぐろの会
  • 治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟目黒支部
  • 平和と革新をすすめる目黒懇話会
  • 街を飛行ルートにしないで@めぐろの会

参考

  • 広辞苑のきょうさん[共産]の全文は、次のとおり。
    第五版1998年11月11日
    きょうさん[共産]資産・生産手段などをその社会の構成員が共有すること。しゅぎ-[共産主義(communism)①私有財産制の否定と共有財産制の実現によって貧富の差をなくそうとする思想・運動。古くはプラトンなどにも見られるが、主としてマルクス・エンゲルスによって体系づけられたものを指す。②プロレタリア革命を通じて実現される、生産手段の社会的所有に立脚する社会体制。㋐その第一段階は社会主義とも呼ばれ、生産力の発達程度があまり高くないため、社会の成員は能力に応じて労働し、労働に応じた分配を受ける。㋑生産力が高度に発展し、各成員が能力に応じて労働し、必要に応じて分配をうける段階。これが狭義の共産主義。→社会主義。
    -・しゅぎ・インターナショナル【共産主義-】第三インターナショナルの別称。
    -・せいねんどうめい【共産青年同盟】日本共産党指導下の大衆的青年組織。1923年(大正12)結成。第二次大戦後は、日本青年共産同盟と改称、56年より民主青年同盟(民青)。
    -・とう【共産党】マルクス、エンゲルス、レーニンらの学説を奉じ、共産主義の実現を終極目標とする政党。
  • /

7/7 青木区長が目黒区長選挙を考える会へ回答

青木区長の公開質問状に対するご回答

まず、令和2年第2回区議会定例会が6月24日まで開催され、 ご回答が遅れ ましたことを、お詫び申し上げます。頂戴した公開質問状に対し、以下のとおり回答させていただきます。

Q1 (表現の撤回について)及び Q3 (自分と異なるイデオロギーを排除するような考を改めよ)について、関連いたしますのでまとめてお答えいたします。

A: 私が、選挙公報及び選挙ポスターに表現した内容は、「公職選挙法」 にも 「目 黒区議会議員選挙及び区長選挙における選挙公報発行条例」にも抵触するものではございません。 選挙期間中も、今現在も、司法当局からの問い合わせも捜査も受けておりませんので、撤回はいたしません。

また、私は、区長選挙において、前述したとおり法や条例に抵触することなく、自らの政見を表明したもので、 特定の候補者や団体に対し、差別と分断を煽ることを目的として表現したものではございません。選挙戦では、他の候補者も現職を批判する内容を掲げられておりましたが、それは、候補者個人の政見であり、選挙の戦い方ですので、私自身は、批判された内容と事実との差異を言及し、撤回を求めるようなことはいたしません。

Q2 「共産」の言説を改めよ

A: 私は、一候補者として、私が当選したあかつきには、広辞苑に記載のある

【共産】 資産 生産手段などを、 その社会の構成員が共有すること

 【共産主義】 私有財産制の否定と共有財産制の実現によって貧富の差をな

 くそうとする思想・運動 一以下略一

こうしたイデオロギーを反映した区政はしませんと表明したということです。

Q4 人権擁護の区政を進めることを要請する。

A: 私個人として、目黒区基本計画にある 「人権と平和を尊重する」 社会をつくることは、区政の基本理念の1つとして大変重要な施策であると考えております。今後も、すべての人が人間として平等に大事にされる社会、何よりも、人権と平和を尊重する社会の構築を目指し努力してまいります。

青木 英二

/

8/31 目黒区長選挙を考える会、青木区長の回答についてコメント

2020年8月31日

青木英二 様 

 目黒区長選挙を考える会共同代表

目黒区長の回答(7/7)について

 私たちがこのことにかかわったのは、以下の3点からです。

  1. 4月12日告示の目黒区長選挙に現職区長、青木英二候補の選挙公報と選挙ポスターに「何としても共産の手から守ります」が記載されていたからです。青木英二氏の主張が「排除の論理」と「不寛容さ」にあり、区民に分断を持ち込むものだからです。
  2. CANめぐろ(代表:中村正子)の公開質問状4/27に対して、青木英二氏は、「私の選挙公報に『共産の手から守る』と掲載したのは、「区民」を、「区民個人の権利と自由な活動」を、共産主義のイデオロギーから守る立場をとることをはっきりと表明するものです。」と回答しました。この時に、青木英二氏は、「共産=区民個人の権利と自由な活動を抑制」と誤った考えに基づき説明したことに驚き、個人の権利と自由な活動は、普遍的な価値であり、学術的に共産から導き出されるものでないことを指摘しました。
  3. 青木英二氏に引き続き、分断と排除の議論を持ち込まず、「共産=区民個人の権利と自由な活動を抑制」と誤った考えに基づく主張を改めてください。これからは、お互いを認めあう、区民を代表するにふさわしい人権擁護の区政を進めてください。

私たちの公開質問状に青木英二氏は、3の「人権擁護の区政の推進」は努力するとしました。しかし、残念ながら、1の「排除の論理」と「不寛容さ」の主張と、2の「共産=区民個人の権利と自由な活動の抑制」の考えを改める回答ではありませんでした。

私たちは、この回答事態が矛盾したものであり青木英二氏が区政を担う区長として排除の考えと不寛容さと不誠実さに危惧を抱きます。引き続き、目黒区が誰一人も取り残されず、寛容な行政の確立をめざしていきます。

以上


目黒区選挙管理委員会と事務局へ申し入れ

6/1 目黒区長選挙を考える会が目黒区選挙管理委員会と事務局へ申し入れ書の提出

6/25 目黒区選挙管理委員会事務局長が申入れに回答


青木区長へ抗議、公開質問など

4/15 区政を変えよう目黒区民の会が青木区長へ抗議

4/27 区民有志の人たちが青木区長へ公開質問状

4/27 個人が青木区長へメール投稿

6/30 個人が青木区長へ質問状

5/20 当会に寄せられた意見


参考

  • 広辞苑のきょうさん[共産]の全文は、次のとおり。
    第五版1998年11月11日
    きょうさん[共産]資産・生産手段などをその社会の構成員が共有すること。しゅぎ-[共産主義(communism)①私有財産制の否定と共有財産制の実現によって貧富の差をなくそうとする思想・運動。古くはプラトンなどにも見られるが、主としてマルクス・エンゲルスによって体系づけられたものを指す。②プロレタリア革命を通じて実現される、生産手段の社会的所有に立脚する社会体制。㋐その第一段階は社会主義とも呼ばれ、生産力の発達程度があまり高くないため、社会の成員は能力に応じて労働し、労働に応じた分配を受ける。㋑生産力が高度に発展し、各成員が能力に応じて労働し、必要に応じて分配をうける段階。これが狭義の共産主義。→社会主義。
    -・しゅぎ・インターナショナル【共産主義-】第三インターナショナルの別称。
    -・せいねんどうめい【共産青年同盟】日本共産党指導下の大衆的青年組織。1923年(大正12)結成。第二次大戦後は、日本青年共産同盟と改称、56年より民主青年同盟(民青)。
    -・とう【共産党】マルクス、エンゲルス、レーニンらの学説を奉じ、共産主義の実現を終極目標とする政党。

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